最小限の資源で高機能を実現するのがMEMSの優位性です。
素材資源が少なく、技術資源が豊富な日本。低価格・量産志向のアジア諸国に対して、必要最小限の材料で高機能を実現するMEMSは、メガコンペティションの中にあって、わが国にとってきわめて優位性の高い製造技術です。MEMS技術を核とした産業基盤をいち早く構築することが重要課題であり、コンソーシアム設立の目的でもあります。
MEMS産業化への3つの課題。
- 研究開発のための技術シーズの体系化と情報共有の必要性
- 総合的な技術のすり合わせができる技術ディレクターの育成
- 具体的なアプリケーションの明確化
MEMSパークコンソーシアムは、企業・経済団体・大学・国・地方公共団体など、産学官の相互乗入れの取組みを通じてこれらの課題を克服し、MEMS技術の基幹産業化に向けて強力に推進していきます。
MEMSパークコンソーシアムの活動拠点となる仙台市泉区周辺には、半導体関連の有力企業が集積しており、相互の連携による新技術の開発促進、産業の競争力アップが期待されます。
体系的な情報の把握 | 開発を支える人材の育成 |
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ネットワークの構築 | その他の支援 |
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