MEMSパークコンソーシアム事務局

東北大学 西澤潤一記念研究センター内
〒980-0845
仙台市青葉区荒巻字青葉519-1176
TEL: 022-305-2351
FAX: 022-305-2352

MEMS人材育成事業 “設計・試作講座”

MEMSの開発・製造には、幅広い分野と知識、技術が必要です。しかも、LSIのように決まった手法はありません。半導体、機械、電気、化学、物理学、材料、光学、医療など、幅広い分野の知識と豊富な経験が必要なことから、一企業内だけでの人材育成は容易ではありません。

MEMSパークコンソーシアムでは既存産業の高付加価値化、競争力強化のため、MEMS技術全般について体系的に習得した人材を育成する事業を実施しております。

実施概要

「設計→試作→評価→発表」に取り組むことにより、MEMS開発者として必要な技術を体系的に学んでいただきます。特に、実習では、ただ単に知識を勉強するだけでなく、実際に自らの手を動かして、設計・試作を行い、技術を習得していきます。この一連のプロセスが本カリキュラムの特徴となっております。

実施内容

基礎講座 20コマ(41時間) MEMS開発に必要な企画、設計、試作、評価に関わる基礎知識を習得します。併せて、MEMSアプリケーション、事業化に必要な技術経営についても学びます。 東北大学インターネットスクール(ISTU)を活用したe-learning
設計実習 2週間 MEMS専用設計解析ソフトウェアである「CoventorWare」を利用して、設計実習を行います。ソフトウェアの使い方を学習し、デバイスの解析、プロセスの設計、マスクパターンの設計などの能力を養います。 MEMS関連企業
試作実習 8〜10週間 デバイスの試作を行います、4インチのプロセスラインを利用して、マンツーマンに近い指導で装置の原理・使い方、プロセスのノウハウを学習します。試作したデバイスの評価も行います。 MEMS関連企業、東北大学西澤潤一記念研究センター、宮城県産業技術総合センター
試作を希望するデバイスを持ち込んでいただきます。特に試作課題がない場合は、「圧力センサ」「力センサ」「バイメタルスイッチ」「加速度センサ」の4つのデバイスから選択していただきます。

募集要項

対象 MEMS技術を活かした「ものづくり」に携わる人材を対象とします。高専又は大学卒業程度の学歴を有し、物理、化学の基礎知識を有する方を対象としますが、実務経験は問いません。具体例は以下のとおりです。
  • 既にMEMSに取り組んでいる企業において、MEMS開発部署に配属された技術者
  • 新たにMEMS開発を行う企業において、MEMS担当となった技術者
  • MEMSの製造現場で働いているが、デバイス開発について体系的に習得したい技術者
  • MEMSに携わってきたが、これまでとは違う分野のデバイスを開発したい技術者
募集人員 若干名
実施時期 随時募集しています。お気軽にお問い合わせください。
受講料 受講料は、試作するデバイスの難易度に応じて、原材料費、光熱水費、装置使用料、人件費等として、主催者が決定させていただきます。それ以外の経費、宿泊費、交通費、保険料等については受講企業(受講者)にて負担いただきます。
受講場所 東北大学西澤潤一記念研究センター、宮城県産業技術総合センター、MEMS関連企業(いずれも宮城県仙台市内となります。)
終了証 実習終了後、実習報告プレゼンテーションを行っていただき、認定者には修了証を発行いたします。

開講実績

開講実績 平成23年度:2名受講
平成22年度:1名受講
平成21年度:2名受講
平成20年度:3名受講
平成19年度:11名受講
※これまでの受講企業
(株)アドバンテスト【東京都】、(株)アドバンテスト研究所【宮城県】、コニカミノルタテクノロジーセンター(株)【東京都】、(株)システック井上【長崎県】、積水化学工業(株)【大阪府】。日本電波工業(株)【東京都】、富士機械製造(株)【愛知県】、ヤマハ(株)【静岡県】、アヒコファイテック(株)【山形県】、(株)デンソー【愛知県】、(株)山本電機製作所【兵庫県】、JAXA
受講者の声 (受講者の声)
  • MEMSは、これまで“見た”、“聞いた”の世界だったが、実際に自分の手でものづくりをすることで、MEMSについての理解が深まった。
  • 作業を理解した上で進められたため、技術が身についていることを実感でき
  • 装置を優先的に使える環境がよかった
  • 情報の共有・状況の確認の連携が取れていて、迷うことなく進めることができた(受講者の長の声)
  • 社内でMEMS装置を全て揃えるのは難しく、今回のように一連のプロセスを経験できるプログラムはありがたい。
  • 期間が区切られているのが良かった。
  • 5〜10年間働いている技術者のリフレッシュ教育として有効と感じた
  • 会社で毎年、新たにMEMSに関わる技術者の教育プログラムとして利用を検討したい。
  • 教育と一緒に試作もできることがよい。
  • 費用は高いとは思わない。むしろ安いくらい。
  • 東北大学や宮城県の講師とネットワークができたことがよかった。これからの開発に役立つ。

お問い合わせ

本事業にご関心をお持ちいただけましたら、MEMSパークコンソーシアム事務局までお気軽にお問い合わせ・ご相談願います。