イベント情報
第3回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(iCAN'12)結果報告
7月6日〜9日に北京にて第3回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(iCAN'12)が開催され、日本代表として5月の国内予選を勝ち抜いた計4チームが参加し、自ら試作したアプリケーションを展示・発表しました。
展示での一般来場者の投票及び発表での専門の審査員による審査の結果、京都大学チームが2nd Prize、東北大学チームが3rd Prizeを受賞しました。
- 日時:
- 平成24年7月6日(金)〜9日(月)
- 場所:
- 中華人民共和国北京市(Chinese Science & Technology Museum)
- 主催:
- Chinese International NEMS Society(中国)
MEMSパークコンソーシアム(日本) 他 - 出場者:
- 中国・シンガポール・日本・スイス・香港・米国・ドイツ・ニュージーランドの高校生から大学院生による19チーム
※日本からは京都大学・東北大学・豊田工業高専・郡山北工業高校の4チームが出場。 - 内容:
- 各国・地域の代表チームによるプレゼンテーション及び試作品の展示を行い、審査員及び来場者が学生の説明をもとに採点。
日本代表チームの結果
2nd Prize(4チーム:賞金2,000ドル):京都大学
3rd Prize(6チーム:賞金1,000ドル):東北大学
Best Contribution Awards(5チーム):豊田工業高専、郡山北工業高校
展示の様子
プレゼンテーションの様子
表彰式の様子
日本代表チームが試作したアプリケーション
MEAS(京都大学)
加速度センサで腕や足の傾きを測定し、従来感覚的にしか伝えられなかったスポーツ・トレーニング・リハビリ等の仕草を定量的かつ正確に伝えるためのアプリケーション。
iScan(東北大学)
光スキャナを用いた3次元計測システム。物体の形状データを撮影し、PC上で解析後にスマートフォンにデータを転送し、形状を確認することができる。
I2D(豊田工業高専)
球状の操作デバイスに加速度センサとジャイロを内臓し、PC上のマウスポインタや3Dモデルを直感的に回転操作することができるアプリケーション。
ココあるっち(郡山北工業高校)
加速度センサを搭載した小型アタッチメントを自転車等に取り付け、みまもりケータイ機能と連動することで、盗難などの異常時に携帯電話に位置情報付きメールが送信されるシステム。